CC Guide
テスト(5/8)

フェーズ6: 検証

実装されたコードが正しく動作することを証明するフェーズ。単体テスト、統合テスト、E2Eテストを体系的に実行し、品質を数値化して保証する手法を解説。

workflowtddtestingsuperpowerseccci-cdgithub-actionsautomation

目的

実装されたコードが期待通りに動作することを、証拠に基づいて証明する。テストの実行結果を確認し、カバレッジを測定し、品質基準を満たしていることを宣言する前に検証を完了する。

Before / After

Before: 従来のやり方

  • 「たぶん動く」という主観的な判断で完了宣言
  • テストを実行しても結果を確認しない
  • 一部のテストが失敗しているのに「OK」と報告
  • 手動でブラウザを開いて目視確認

After: ツール活用後

  • テスト実行結果のコマンド出力を直接確認してから完了宣言
  • カバレッジ80%以上を数値で確認
  • E2Eテストを Playwright で自動実行
  • 品質ゲートを通過しないと先に進めない

レベル別アプローチ

Beginner

Claude Code の Bash ツールでテストを実行・確認。

# テスト実行
Claude Code > npm run test を実行して結果を報告して

# 型チェック
Claude Code > npx tsc --noEmit を実行して

# Lint
Claude Code > npm run lint を実行して

# ビルド確認
Claude Code > npm run build を実行してエラーがないか確認

手順:

  1. Bash でテストスイートを実行
  2. 結果の失敗数・成功数を確認
  3. Bash で型チェック・Lint・ビルドを実行
  4. 全て通過したことを確認してから完了

Intermediate

Superpowers の verification-before-completion と OMC の ultraqa を活用。

# Superpowers: verification-before-completion
# IDENTIFY → RUN → READ → VERIFY → THEN claim
# 「完了」を宣言する前に必ず検証コマンドを実行して結果を確認
# 24の失敗事例から学習されたゲート機能

# OMC: ultraqa(QA サイクル)
/oh-my-claudecode:ultraqa
# test → verify → fix → repeat の自動ループ
# 全テストが通るまで自動的に修正を繰り返す

# OMC: verifier エージェント
> 実装が完了したか検証して
# 完了の証拠を収集し、タスクが完全に終わっているか確認

# OMC: qa-tester エージェント
> E2Eテストを実行して
# ランタイムと手動のバリデーション

手順:

  1. Superpowers verification-before-completion のゲートフローを実行
  2. テストを実行し、出力を直接読んで結果を確認
  3. OMC ultraqa で test → verify → fix の自動ループ
  4. OMC verifier エージェントで完了証拠を収集
  5. カバレッジ80%以上を確認

Advanced

OMC のチーム検証と ECC の包括的な品質ゲートを活用。

# OMC: team パイプラインの team-verify フェーズ
/team 3:executor "機能実装"
# team-plan → team-prd → team-exec → team-verify → team-fix
# チーム全体で検証と修正をループ

# ECC: quality-gate(品質ゲート)
/quality-gate
# リポジトリ全体または特定パスの品質チェック

# ECC: verify(検証ループ)
/verify
# build → test → lint → typecheck → security の連続検証

# ECC: verification-loop スキル
# 継続的検証: ビルド、テスト、Lint、型チェック、セキュリティ

# ECC: test-coverage(テストカバレッジ分析)
/test-coverage

# ECC: eval(評価基準での評価)
/eval

# OMC: visual-verdict(UI の視覚的検証)
/oh-my-claudecode:visual-verdict

手順:

  1. ECC verification-loop でビルド→テスト→Lint→型チェック→セキュリティを連続実行
  2. ECC quality-gate で品質ゲートを通過
  3. OMC team-verify でチーム全体の検証
  4. ECC test-coverage でカバレッジ80%以上を確認
  5. OMC visual-verdict で UI の視覚的検証(該当時)

利用可能なコマンド・スキル

Claude Code 単体 {data-tool="claude-code"}

ツール説明
Bashテスト・ビルド・Lint の実行
NotebookReadJupyter Notebook の出力確認
LSP 診断リアルタイムのエラー・警告検出

Superpowers {data-tool="superpowers"}

スキル説明
verification-before-completionIDENTIFY → RUN → READ → VERIFY → THEN claim ゲート
test-driven-developmentRED-GREEN-REFACTOR サイクル
systematic-debuggingテスト失敗時の根本原因調査

OMC {data-tool="omc"}

スキル / エージェント説明
/ultraqatest → verify → fix → repeat の自動 QA ループ
verifier エージェント完了証拠の収集と検証
qa-tester エージェントランタイムと手動のバリデーション
test-engineer エージェントテスト戦略とリグレッションカバレッジ設計
/visual-verdictUI変更の視覚的 QA
/teamteam-verify → team-fix のループ

ECC {data-tool="ecc"}

スキル / コマンド説明
/verify検証ループの実行
/quality-gate品質ゲートチェック
/test-coverageテストカバレッジ分析
/eval評価基準での評価
/e2ePlaywright E2E テスト生成
verification-loop スキル継続的検証の自動化
eval-harness スキル検証ループの評価と採点
e2e-testing スキルPlaywright E2E パターン
tdd-workflow スキルTDD 手法(RED/GREEN/IMPROVE)

ベストプラクティス

  1. 出力を直接確認する -- Superpowers verification-before-completion の核心。テストを実行しただけでなく、出力を読んで結果を確認してから完了宣言する
  2. 検証は自動ループで -- OMC ultraqa や ECC verification-loop で、テスト失敗 → 修正 → 再実行を自動化する。手動での修正→再実行は非効率
  3. カバレッジは数値で確認 -- 「十分なテスト」ではなく「80%以上」のように数値目標を設定し、ECC test-coverage で測定する
  4. 段階的に検証 -- 単体テスト → 統合テスト → E2Eテストの順で実行。下位レベルで失敗しているのに上位テストに進まない
  5. 視覚的検証も忘れずに -- UI変更がある場合は、OMC visual-verdict や ECC e2e で視覚的な検証を行う

よくある罠

「テストを実行しました」で終わり

テストを実行したことと、テストが通ったことは別。Superpowers は24の失敗事例から、「実行した」と「通った」を混同するパターンを学習している。

部分的な完了宣言

10個のテストのうち8個が通ったから「完了」と宣言するのは不正確。全テストが通るまで完了とは言えない。OMC ralph は「暗黙の部分完了を許さない」。

失敗テストの無視

test.skip// @ts-ignore で失敗を隠すのは最悪のアプローチ。失敗しているテストは根本原因を調査し、修正する。

カバレッジの数字だけを見る

80%のカバレッジでも、重要なエッジケースがテストされていれば不十分。数値だけでなく、どのパスがテストされているかを確認する。

E2Eテストの省略

「手動で確認したから大丈夫」は不十分。Playwright で再現可能なE2Eテストを作成し、リグレッションを防ぐ。

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