初心者向け学習パス: Claude Code の基礎を身につける
Claude Code を初めて使う方向けのステップバイステップガイド。基本コマンドの習得から設定カスタマイズ、スキル入門まで、実際に手を動かしながら学べる構成。
このパスで学ぶこと
Claude Code を使い始めるために必要な知識を、7つのステップで段階的に習得する。各ステップは前のステップの理解を前提とし、実践的な演習を含む。
対象: Claude Code を初めて使う方、CLI ベースの AI ツールに不慣れな方 所要時間: 1-2週間(1日30分程度) 前提条件: ターミナルの基本操作、Git の基礎知識
Step 1: Claude Code をインストールして起動する
目標
Claude Code をインストールし、対話セッションを開始できるようになる。
やること
# インストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
# インストール確認
claude --version
# インストール健全性チェック
claude /doctor
# インタラクティブセッションの開始
claude
確認ポイント
claudeコマンドでREPLが起動する- プロンプトに対してAIが応答する
/helpでヘルプが表示される
次のステップへ進む条件
- Claude Code のセッションを開始・終了できる
Step 2: 基本的なスラッシュコマンドを覚える
目標
よく使うスラッシュコマンドを習得し、セッションを効率的に管理できるようになる。
やること
# セッション管理
/clear # 会話履歴をクリア
/compact # コンテキストウィンドウを圧縮
/resume # 過去のセッションを再開
/rename # セッション名を変更
# 設定
/model # モデルの選択・変更
/config # 設定の確認・変更
/permissions # ツール実行権限の管理
# その他
/cost # トークン使用量の確認
/status # アカウントとシステム状態
スラッシュコマンドの活用方法については、カスタムスラッシュコマンドで詳しく解説しています。
実践演習
- 新しいセッションを開始し、
/renameで名前を付ける - 何か質問をして、
/compactで圧縮する /costでトークン使用量を確認する/modelでモデルを切り替える
確認ポイント
/clearでコンテキストがリセットされることを理解/compactと/clearの違いを説明できる/modelでモデルを選択できる
ヘルプ機能の探索方法については、ヘルプ探索で詳しく解説しています。
次のステップへ進む条件
- 主要なスラッシュコマンドを迷わず使える
Step 3: ツールの基本操作を身につける
目標
Claude Code の基本ツール(Read, Glob, Grep, Edit, Bash)を使いこなす。
やること
# ファイルの読み込み
> src/main.ts を読んで
# ファイル検索
> **/*.test.ts にマッチするファイルを全て見つけて
# コード検索
> "handleSubmit" を含むコードを全て検索して
# ファイル編集
> src/main.ts の import 文を整理して
# シェルコマンド実行
> npm run build を実行して
ツール一覧
| ツール | 用途 | 権限 |
|---|---|---|
Read | ファイル読み込み | 不要 |
Glob | パターンマッチング検索 | 不要 |
Grep | ファイル内容検索 | 不要 |
Edit | 既存ファイルの部分編集 | 必要 |
Write | 新規ファイルの作成 | 必要 |
Bash | シェルコマンド実行 | 必要 |
実践演習
- 自分のプロジェクトで
Globを使ってテストファイルを全て見つける Grepで特定の関数の使用箇所を検索するEditで1箇所だけコードを修正するBashでテストを実行する
確認ポイント
- 読み取り系ツール(Read, Glob, Grep)と書き込み系ツール(Edit, Write, Bash)の違いを理解
- 権限プロンプトが表示されたときに適切に対応できる
次のステップへ進む条件
- 基本ツールを組み合わせて簡単なタスクを完遂できる
Step 4: CLAUDE.md でプロジェクトコンテキストを設定する
目標
CLAUDE.md を活用して、プロジェクト固有の指示を Claude に伝える仕組みを理解する。
やること
# プロジェクトの初期化(CLAUDE.md の生成)
/init
# クイックメモリに記録
> # このプロジェクトでは Biome をリンターとして使用
# メモリファイルをエディタで編集
/memory
CLAUDE.md の基本構造や書き方の詳細は、CLAUDE.md基本で詳しく解説しています。
メモリの階層構造
~/.claude/CLAUDE.md # ユーザー共通設定(全プロジェクト)
./CLAUDE.md # プロジェクト指示(チーム共有)
./CLAUDE.local.md # 個人設定(非推奨)
.claude/rules/ # パススコープルール
.claude/auto-memory/ # Claude自律蓄積メモリ
実践演習
- 自分のプロジェクトで
/initを実行して CLAUDE.md を生成 - CLAUDE.md にプロジェクト固有の規約を追記(使用ライブラリ、テストコマンド等)
#プレフィックスでクイックメモリに記録.claude/rules/にパススコープルールを追加
確認ポイント
- CLAUDE.md の役割と配置場所を理解
- メモリの階層(ユーザー/プロジェクト/ローカル)を説明できる
#プレフィックスの使い方を覚える
クイックメモリの活用方法については、クイックメモリ・ハッシュで詳しく解説しています。
次のステップへ進む条件
- CLAUDE.md を適切に設定し、Claude がプロジェクトコンテキストを理解していることを確認
Step 5: Plan Mode で実装前に検討する
目標
Plan Mode(読み取り専用モード)を使って、実装前にコードベースを理解し、計画を立てる。
やること
# Plan Mode でセッションを開始
claude --permission-mode plan
# またはセッション中に Plan Mode に移行
> /plan
Plan Mode の特徴
- 読み取りツール(Read, Glob, Grep)のみ使用可能
- 書き込みツール(Edit, Write, Bash)は実行不可
- コードを変更せずに分析・計画に専念
実践演習
- Plan Mode でセッションを開始
- 自分のプロジェクトのコードベースを分析させる
- 新機能追加の計画を立てさせる
- TodoWrite でタスクリストを作成させる
確認ポイント
- Plan Mode の目的(実装前の検討)を理解
- Plan Mode と通常モードの違いを説明できる
権限モードの使い分けについては、権限モードで詳しく解説しています。
次のステップへ進む条件
- Plan Mode で分析結果を適切にまとめ、実装計画を立てられる
Step 6: カスタムコマンドを作成する
目標
繰り返し使うプロンプトをカスタムコマンドとして定義し、効率化する。
やること
<!-- .claude/commands/review.md -->
---
description: "コードレビューを実行"
allowed-tools: ["Read", "Grep", "Glob", "Bash"]
---
以下の観点でコードをレビューしてください:
1. バグの有無
2. セキュリティ問題
3. パフォーマンス改善点
4. 可読性
$ARGUMENTS
コマンドの種類
| 種類 | 場所 | スコープ |
|---|---|---|
| プロジェクトコマンド | .claude/commands/ | チーム(Git管理) |
| ユーザーコマンド | ~/.claude/commands/ | 個人(全プロジェクト共通) |
実践演習
.claude/commands/にテスト実行コマンドを作成~/.claude/commands/に個人的なレビューコマンドを作成- 引数(
$ARGUMENTS,$1,$2)を使ったコマンドを作成 - bash事前実行(
!プレフィックス)を使ったコマンドを作成
確認ポイント
- カスタムコマンドの作成方法と配置場所を理解
- 引数の使い方を覚える
/メニューにカスタムコマンドが表示される
次のステップへ進む条件
- よく使うプロンプトをカスタムコマンド化できる
Step 7: MCP サーバーを設定して機能を拡張する
目標
MCP(Model Context Protocol)サーバーを設定し、Claude Code の機能を拡張する。
やること
# MCP サーバーの管理
/mcp
# 設定ファイル
# .claude/mcp-config.json(プロジェクト)
# ~/.claude/mcp-config.json(ユーザー)
代表的な MCP サーバー
| サーバー | 用途 |
|---|---|
@modelcontextprotocol/server-github | GitHub PR/Issue 操作 |
@playwright/mcp | ブラウザ自動化・E2Eテスト |
@upstash/context7-mcp | ライブラリドキュメント検索 |
@modelcontextprotocol/server-memory | セッション間の永続メモリ |
実践演習
/mcpで MCP 管理画面を開く- GitHub MCP サーバーを追加する
- MCP ツールがスラッシュコマンドとして利用可能になることを確認
/mcp__github__list_prsのようなコマンドを試す
確認ポイント
- MCP サーバーの追加・削除方法を理解
- MCP ツールの命名規則(
/mcp__<server>__<tool>)を覚える - 権限設定(サーバー全体 vs 個別ツール)を理解
次のステップへ進む条件
- MCP サーバーを追加し、そのツールを利用できる
次のステップ
初心者パスを完了したら、中級者向けパス に進む。
中級者パスでは以下を学ぶ:
- Superpowers の brainstorming / TDD スキルの活用
- OMC のマルチエージェントオーケストレーション
- ワークフローの構築と自動化
- サブエージェント駆動開発
リファレンス
次のステップ
入門の他のガイド
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中級者向け学習パス: スキル活用とワークフロー構築Claude Code の基本を習得済みの方向けのガイド。Superpowers、OMC、ECC のスキルを活用し、マルチエージェント開発とワークフロー自動化を実現する。